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『機動警察パトレイバー 2 the Movie』、『クローサー』、『ラブ・アクチュアリー』

GW後半は予定を全く入れておりません。
本日は上記レンタル屋で5作借りてきたうちの3作をみてました。
ちなみにもう2作は『モーターサイクル・ダイアリーズ』と『ロスト・イン・トランスレーション』です。
なんとばらばらな取り合わせでしょう。
しかも『クローサー』以外は全て見たことがある作品です。


●寸評

秀作です。何度見ても飽きない。
誰しもが一度見るべき作品です。
僕の中では、サスペンス系の邦画では実写を抑えて堂々の一位を未だ保持し続けています。
93年製作の作品とは思えない出来のよさ、かつ2007年の今見ても色あせない、核心を突いた問題提起の凄さ。
平和と戦争とは何か、憲法第9条はどうあるべきか、国防とは何か、シビリアンコントロールとは何か・・・といった諸問題を突きつけてきます。
いわゆる第2次世界大戦系の戦争モノの映画が過去を知るため、過去を忘れないための映画だとしたら、この作品は「これからどうするべきか」を考えさせる作品だと思います。

ちなみに、どこかで書いた気もしますが、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』はパト2のオマージュです。

今まで汚れ役は演じたことがないらしいナタリー・ポートマンが、ストリッパーをやるということで話題になった作品。
中身は正直イマイチよくわからなかった・・・。なんとなく『マッチ・ポイント』みたいな消化不良感が・・・。
ストーリーの流れを終えないまま終了してしまった。
また時間を置いて見直します。

最早説明不要。あのキーラ・ナイトレイに紙芝居風に告白するシーンと、コリン・ファースがつたないポルトガルでプロポーズするシーンが特に好きですねー。
もろステレオタイプな映画ですが、それだけに安心して見れますw