Nothing but Music

音楽、酒、旅行、野球、サッカー

ビート、グルーヴについて ※素人の私見です

リズム、という切り口を考えるとき、いつも立ち止まるのがビートとグルーヴだ。
語感でなんとなく思うことは、拍子に対してきっちりというのがビートで、ずれてるけど心地よいのがグルーヴ。
前者は白人系で後者は黒人系。
音楽で言うとたとえばテクノとブルースの対比

日本人は白人系の感覚(戦後からだけかもしれないけど)だと思う。
メロディーもリズムも割合かっちりするのを好む傾向なないかな。
(日本人の音楽の嗜好性というのは個人的に結構興味がある。拍子に対してジャストでそこはのっぺりだが、音の詰め方(和音の工夫やリズムパターンの工夫)
や展開で立体的に見せるっつーのかね。)
なのでたとえば邦楽だとOvallのアプローチなんかは「おっ」と思う。かなり拍子に対してためるんだよね。ぱっと聞くとずれてる?と思うけど。どこまで遅らせられるか実験してるようで面白い。
その辺がインスト系では、最近流行のエレクトロやポストロックと一線を隔すところだ。

白人系で強烈なグルーヴというと、Led Zeppelinが浮かぶ。
Black dogなんか聞くと、ほんと面白い。彼らの音楽を聴いてると、リズムってなんだろうって改めて思う。
(音楽をやってる人はせめてRemastersだけでも入手して聞いてみてね)

という業務中の尻切れトンボメモででした。