Nothing but Music

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4年前の自分

前のblogより転載

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誰もこんなところまで読まないはずなので、メモ代わりに使う。

僕の生きる目標(?)、いや目的の一つに、表現者になることがある。
でも、別に凄いことをやろう、とか有名になろうと思っているわけじゃない。

自分の中に日々溜まっていくものを形として何かにしたい。

その瞬間の思いや、それまで生きてきて思ったことや、いい曲やかわいい子に出会った時の時の思いを、何かにしたいと思っている。

それは文章でも、絵でも、音楽でも、仕事でも、なんでも、どんな形でもかまわない。

10代の頃は、毎日毎日本に齧り付き、音楽に浸かっていた。人よりちょっと勉強もした。
それは将来、何かを表現するために自分の中に色々なものを積み重ねる時間だった。

ただ、僕自身に能力がなかったせいで、それは点にしかならなかった。

気づいたときには僕は色々なパズルのピースが、ぐちゃぐちゃに入った箱のような状態だった。

10代の終わりにそのことにハッと気がついて、それからは点を線で繋がなければ、パズルのピースを分類して整理して完成させなければ、と思ってもがきまくった。けれど、それはなかなかに容易なことではなく、未だに多くは点のままで、パズルの整理もおぼついていない。

20代前半で、それを少しずつでも片付けることが、大きな目標。

そして20代後半で、不細工でもかまわないから、何かを作ってみたいと思う。

僕、というものを、抽象化したり、縁取ったり、型抜きしたりして。

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俺、いいこといってんなー。
作業全然進んでないけどな。。。

JAPAN COUNTDOWNってテレビ東京の音楽番組で甲本ヒロトがこんなことを言った。


「僕は本当に激しいロックが好き。




 でもそれは大きなアンプで、大きな音を出すことじゃないんだ。




 演奏している人の心の有り様が激しくあれば、それでいいんだ。




 だからさ、座ってさ、弾き語りやってても 「激しいなぁこの音楽!」って思う時もある。




 だけど逆に、フルボリュームでアンプ鳴らしてガーって大暴れしてるのに 何にも感じないときがある。

 


 それは、もしかしたら、内面が伝わってるんじゃないかと思うんですよ。」


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このインタビューを聞いてちょっと感動した。



・・・なんていうんだろ、理屈なんかじゃないけど、圧倒的に物事の本質に迫ってる気がする。



尊敬しちゃうよね。