Nothing but Music

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情熱大陸

蒼井優だったので、見てしまいました。
決して本人は天才とは思っていないんでしょうが、20歳とは思えないほど感性が豊かで、それをしっかりと表現できているのがすごいなぁと。


単に独りよがりの演技にならず、きちんと自分の思いが相手に届いているのは感服です。
小さい頃から、感じたことや周囲の環境をしっかりと受け止め、素直に真正面から戦い続けてきたのではないでしょうか。
分かりませんけど。


最近、音楽をはじめ芸術関係に今までより一歩深く付き合えるようになったと思っているのですが、子供の頃に比べ自分の感覚の鈍さがとても気になります。
素直に感情を受け入れたり、それを表現できずにいる自分がとてももどかしいです。
自分の周りが靄に包まれてしまって、周りを見渡せど、何もかもぼんやりとしか見えないと言った感じでしょうか。


それはある意味大人になったのかもしれませんが、一抹の寂しさを覚えずに入られません。


ムッシュかまやつ(って私の同世代でも知ってる人は少ないだろうか)の『ゴロワーズ』と言う曲に下記のようにあります。


君はある時 何を見ても何をやっても 何事にも感激しなくなった自分に 気がつくだろう
そうさ 君はムダに年をとりすぎたのさ
そうさ 全てのことが珍しく 何を見ても何をやっても うれしいのさ
そんな風な赤ん坊を 君はうらやましく思うだろう


24年生きてきて、少ないながらも色々な経験をしてくることで、瑞々しい感動を得られる瞬間が段々少なくなって来ているのは実感しますね。


あ、この曲は聴けばわかりますが、かなりぶっ飛びますよ。ラップじゃないんですけど、なんていうんですかね。
1974年にこういう曲を作って世に送り出したというのが、すげーなぁと。



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やべっちFCを見てたんですが、Jリーグのダイジェストで使われいる音楽がPE’Zの『ハレノソラシタ』でした。
で、そのあとのGET SPORTSでは坂本龍一の『the land song - music for Artelligent City』が使われていましたね。
スポーツ系のハイライトではJEFF BECKのアルバム『Who Else!』収録の『What Mama Said』が阿呆みたいに使われているのがここ数年気になっています。