Nothing but Music

音楽、酒、旅行、野球、サッカー

まんきつとふらほあ【追記:動画と歌詞追加】

昨日は残業後に漫画喫茶に行きまして、久々に一気に全巻読破しました。

読んだのはヒカルの碁なんですけどね(笑)
最初は1時間で読めるだけ読んで切り上げるつもりが、3時間半で23巻読破してしまった…。
10分弱で一巻ペースかぁ、もっとじっくり読めば良かったなぁ。勿体無いがく〜(落胆した顔)

                        • -

先日久々にCDを入手したこともあって、fra-foaをヘビロテで聞いています。
録音が良すぎ。アルビニ(※1)、お前は神だ。

ホント痛いし重いし暗いしなんだけど、その向こうに見える光を力強く高らかに歌っている。
誰かのレビューにも書いてあったけど『何もかも嫌になっても、希望が見える』。

もし、そんな人がいるなら『澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの』を、歌詞を噛み締めて聞いて欲しい。

魂が震えるてこういうことか、と初めて思った。



http://jp.youtube.com/watch?v=tRVDsUuwanQ


(以下、時限的に歌詞を載せてみます)

                    • -

『澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの。』

望んでも自分はただ 無力で
青く澄んだ秋の空 遠すぎて
思い詰めてしまう自分が悲しくて
かなわない事もあるよって笑った

−もし僕に願い事が一つだけ かなうとしたら−
でもふと気づくと僕には
心の底から望むことなんて 何一つ無かった。

ただ、もし僕にも 歌が歌えるなら
まだ生きてることが 許されるなら
僕は僕のために 自分を削って燃やすよ
誰かの心に“一瞬”でも 響いたなら
「僕はこの世界に 生まれて来てよかったんだね・・・?」


いつかみんな死ぬんだってわかってれば
こんな憎み合うこともないのかな?
僕はただ純粋(きれい)になりたくて
なれない自分がよく嫌になるよ

僕の心は「何か」が欠けているから
無意識に人を傷つけてしまうんだ
でも こんな僕にもまだ誰かの心に強く
刻める「何か」が与えられてるとしたら

僕はこの体で 自分をブチ壊すよ
もしまだ僕に時間(とき)が残されてるなら
この日の風ににおい 通りを行く人々
何でもないようなことをそう、確かめるだけで
僕はなぜか少し 救われた気がするんだ・・・


神サマは僕にこの「声」をくれた
きれいな花見られるこの「目」をくれた
“きれい”と感じられる「心」をくれた
それで僕はあの人に 何を返せた?

神サマのくれたこの体使って
生きてるこの喜びを歌うんだ
あの空の青さや 太陽の温かさ
揺らめく木々の葉 こぼれる、光。

いつかは消えるのなら
「生きている」愛しさや
悲しみや辛さまで 受け止めるんだ
僕はここにいるよ
ちゃんと感じて、いるよ?
誰かがこのちっぽけな僕を求めてくれたら・・・
僕はもう、それでいいよ
君に会いに行こう。

                                • -

(改行、句読点、括弧、空白は原文どおり。一部漢字の読み追加。)

(※1)アルビニ・・・スティーヴ・アルビニSteve Albini)。プロデューサー、レコーディングエンジニア。Nirvanaの『In Utero』のレコーディングで著名。一風変わったマイキングをしたりするらしい。
自分の気に入ったバンドか、大金を積まれないと仕事しないらしい。ブラックジャックかお前は(笑