Nothing but Music

音楽、酒、旅行、野球、サッカー

音楽論

ど素人の筆者が、日ごろJ-POP一般に対して思っていることを殴り書く。
批判対象を絞るために、ここでは音楽=J-POPとする。
浜崎もB'ZもELLEもモー娘も全部纏めてJ-POPとする。
が、以下本文は割と適当である。
論文ではないので、厳密な言葉の定義はメンドイので省く。

繰り返すが、ど素人のが言いたい放題独り言言っているというスタンスである。

・音楽という商品
世の中にはオリコンという便利なものがあって、誰々の曲は日本でこのくらい売れています、などとご丁寧に教えてくれる。
オリコンの影響力の功罪は吐いて棄てるほど語られているし、チャート、アンチチャートという切り口で音楽を聴く人も沢山いる。

商業音楽においてアーティスト(と大まとめにする。たとえば果たしてモー娘。が真にアーティスト(=芸術家)たるかについてはここで議論しない)の成功は売れることである。日用雑貨、たとえばシャンプーと変わらない。
じゃあシャンプーとどこが違うんだろうか、というと正直「コレだ!」という答えが浮かばない。
音楽もシャンプーも、「イイ」と思えるものは人それぞれ異なる。ただし、ある程度似通った「イイ(=趣向)」が重なるフィールドを探し、商品を提供する。
もちろん市場調査もプロモーションもブランディングもする。
購買層を指定し、商品を位置づけるわけである。
つまり、何がいいたいかというと、シャンプーも音楽もそれほど大差はないっつーことです。

・オリジナリティ
結論から先に言うと、基本スタンスとして声高に主張されるオリジナリティとは、金にならない安っぽいエゴであることが多い。

良くヒットチャート上位の曲で議論されるのは「パクリじゃん」「前と同じじゃん」「誰々とどこが違うの」etc。
批判を恐れずに言えば、B'Zも浜崎も近年の楽曲は全部同じ、もしくは昔聞いた彼らの曲に聞こえる。
まぁ、どちらもアレンジの方向性を意図的に限定しているのでないか、と邪推する。彼らの本当に表現したいものと、実際市場に出されるものは乖離しているのが現実だろう。
でもイントロフレーズ聞いただけで「あ、B'Zっぽい、浜崎っぽい」と思ったことはないか?
もはや条件反射というか刷り込みであるが、これが、彼らの商品としての音楽の力である。
それで、現実売れているし、文句あるかと。

ただ、それで芸術としての音楽のあり方としていいか、という問題は別である。

−−−−−−−(初日分)−−−−−−−−

・メジャーとインディー
実は詳しい違いがよくわからない。
レコード会社って所属するものなの?
レーベルってなに?
メジャーレーベル=でかい
インディーレーベル=小さい
位の認識しかない。

っと、石田ショーキチ氏の金言
「ネットで調べれば3秒で答えが出るだろ」
http://scudelia.net/diary/show/260
にあやかり、ググって見ませう。

http://now-on.air-nifty.com/a/2003/08/__1.html
http://band-msf.com/fan/indies.shtml
http://blogs.itmedia.co.jp/itoman/2007/03/post_ea20.html

とのコト。

んーただ、分からないということは「分からないくらい難しい」と同じくらい「分からなくても買う方には関係ない」のかもしれない。

だって、ELLEだってバンアパだって10-FEETだってメジャーの売れてるアーティスト以上にセールスあるじゃんさ。
普段、僕ら購買者がメジャーだのインディーを意識することはない。

うすうす皆が皮膚感覚で感じるように、メジャーとインディーの垣根って段々なくなってきているのかもしれない。

ちなみに、何でインディーで有名なアーティストにバンドが多いかというと、彼らはライブで確実に動員をつかんでいるからだと思う。
ライブの観客=購買層なのである。ちゃんと動員できて買う目算があるから、大量にインディーで製作しても黒字になるからくりがあるなじゃないか。

で、私自身はこの傾向は続くんじゃないかと思う。

そして、そろそろいわゆるライブバンド以外も、セールスが取れるアーティストが生まれる気がする。

いくつかの理由のうち、パッと浮かぶのは
1.宅録環境が安価に充実して、製作が容易になったこと。
2.ネットの普及で、CDという媒体の力が小さくなり、誰でも音楽発表が出来るようになったこと。

1.については10万円もあればPCを使ってCD音質の音楽作れるようになった。
ウチにもUSBにつなげるミキサーにマイクとGtが刺さっていて、DAWソフトで編集してHDDに貯める方式にしてる。
ネタはiPODにBELKINのマイクがあればどこでも録音可能だし、iTUNEにWAVE形式で勝手に同期してくれる。
この環境を作るのにPCと楽器除けば10万かかっていない。

私は勉強不足で、まだソフトやハードを使いこなせていないけれど、その気になって勉強すれば部屋で音楽製作過程の一通りは出来てしまうだろう。

ちなみにトップランナーに出てた宇多田だって、ノートPCとmidiコントローラ(ちっさいやつ)、midi音源オーディオインターフェースだけでほとんど作業してるっていってた。
MISIAのEverythingなどのプロデューサの冨田恵一(富田ラボ)だって、自宅(普通の一軒家)で9割くらい作業するらしいし。

2.についてはここ5年くらいで、mp3等の圧縮形式での音楽流通が決してマイナーでなくなってきた。
iTMS、Napstar、もっと言えば携帯の着うただってそうだ。

インターネットとブロードバンドの普及で、自分で作った音源は不特定多数に向けて好きに発表できる時代になった。
まだ音楽の媒体としてCDが必要(音質の問題ではこれからも長い期間必要かも。アナログ版が消えないように)だけど、明らかに、着うたやiTMSでの流通量が増えつつある。

もしかしたらYoutubeに載せたあなたの歌が、1millionを超えるPage Viewを獲得し、新しい時代のアーティストになれるかもしれない。
もちろん日本なんて枠にとらわれず。

そんな日が来ると、ウチの会社も頑張ってネット環境を売ってきたことが報われるんじゃないかなぁw


ど素人の筆者が、日ごろJ-POP一般に対して思っていることを殴り書く。
批判対象を絞るために、ここでは音楽=J-POPとする。
浜崎もB'ZもELLEもモー娘も全部纏めてJ-POPとする。
が、以下本文は割と適当である。
論文ではないので、厳密な言葉の定義はメンドイので省く。

繰り返すが、ど素人のが言いたい放題独り言言っているというスタンスである。

・音楽という商品
世の中にはオリコンという便利なものがあって、誰々の曲は日本でこのくらい売れています、などとご丁寧に教えてくれる。
オリコンの影響力の功罪は吐いて棄てるほど語られているし、チャート、アンチチャートという切り口で音楽を聴く人も沢山いる。

商業音楽においてアーティスト(と大まとめにする。たとえば果たしてモー娘。が真にアーティスト(=芸術家)たるかについてはここで議論しない)の成功は売れることである。日用雑貨、たとえばシャンプーと変わらない。
じゃあシャンプーとどこが違うんだろうか、というと正直「コレだ!」という答えが浮かばない。
音楽もシャンプーも、「イイ」と思えるものは人それぞれ異なる。ただし、ある程度似通った「イイ(=趣向)」が重なるフィールドを探し、商品を提供する。
もちろん市場調査もプロモーションもブランディングもする。
購買層を指定し、商品を位置づけるわけである。
つまり、何がいいたいかというと、シャンプーも音楽もそれほど大差はないっつーことです。

・オリジナリティ
結論から先に言うと、基本スタンスとして声高に主張されるオリジナリティとは、金にならない安っぽいエゴであることが多い。

良くヒットチャート上位の曲で議論されるのは「パクリじゃん」「前と同じじゃん」「誰々とどこが違うの」etc。
批判を恐れずに言えば、B'Zも浜崎も近年の楽曲は全部同じ、もしくは昔聞いた彼らの曲に聞こえる。
まぁ、どちらもアレンジの方向性を意図的に限定しているのでないか、と邪推する。彼らの本当に表現したいものと、実際市場に出されるものは乖離しているのが現実だろう。
でもイントロフレーズ聞いただけで「あ、B'Zっぽい、浜崎っぽい」と思ったことはないか?
もはや条件反射というか刷り込みであるが、これが、彼らの商品としての音楽の力である。
それで、現実売れているし、文句あるかと。

ただ、それで芸術としての音楽のあり方としていいか、という問題は別である。

                                    • (初日分)-----------------

・メジャーとインディー
実は詳しい違いがよくわからない。
レコード会社って所属するものなの?
レーベルってなに?
メジャーレーベル=でかい
インディーレーベル=小さい
位の認識しかない。

っと、石田ショーキチ氏の金言
「ネットで調べれば3秒で答えが出るだろ」
http://scudelia.net/diary/show/260
にあやかり、ググって見ませう。

http://now-on.air-nifty.com/a/2003/08/__1.html
http://band-msf.com/fan/indies.shtml
http://blogs.itmedia.co.jp/itoman/2007/03/post_ea20.html

とのコト。

んーただ、分からないということは「分からないくらい難しい」と同じくらい「分からなくても買う方には関係ない」のかもしれない。

だって、ELLEだってバンアパだって10-FEETだってメジャーの売れてるアーティスト以上にセールスあるじゃんさ。
普段、僕ら購買者がメジャーだのインディーを意識することはない。

うすうす皆が皮膚感覚で感じるように、メジャーとインディーの垣根って段々なくなってきているのかもしれない。

ちなみに、何でインディーで有名なアーティストにバンドが多いかというと、彼らはライブで確実に動員をつかんでいるからだと思う。
ライブの観客=購買層なのである。ちゃんと動員できて買う目算があるから、大量にインディーで製作しても黒字になるからくりがあるなじゃないか。

で、私自身はこの傾向は続くんじゃないかと思う。

そして、そろそろいわゆるライブバンド以外も、セールスが取れるアーティストが生まれる気がする。

いくつかの理由のうち、パッと浮かぶのは
1.宅録環境が安価に充実して、製作が容易になったこと。
2.ネットの普及で、CDという媒体の力が小さくなり、誰でも音楽発表が出来るようになったこと。

1.については10万円もあればPCを使ってCD音質の音楽作れるようになった。
ウチにもUSBにつなげるミキサーにマイクとGtが刺さっていて、DAWソフトで編集してHDDに貯める方式にしてる。
ネタはiPODにBELKINのマイクがあればどこでも録音可能だし、iTUNEにWAVE形式で勝手に同期してくれる。
この環境を作るのにPCと楽器除けば10万かかっていない。

私は勉強不足で、まだソフトやハードを使いこなせていないけれど、その気になって勉強すれば部屋で音楽製作過程の一通りは出来てしまうだろう。

ちなみにトップランナーに出てた宇多田だって、ノートPCとmidiコントローラ(ちっさいやつ)、midi音源オーディオインターフェースだけでほとんど作業してるっていってた。
MISIAのEverythingなどのプロデューサの冨田恵一(富田ラボ)だって、自宅(普通の一軒家)で9割くらい作業するらしいし。

2.についてはここ5年くらいで、mp3等の圧縮形式での音楽流通が決してマイナーでなくなってきた。
iTMS、Napstar、もっと言えば携帯の着うただってそうだ。

インターネットとブロードバンドの普及で、自分で作った音源は不特定多数に向けて好きに発表できる時代になった。
まだ音楽の媒体としてCDが必要(音質の問題ではこれからも長い期間必要かも。アナログ版が消えないように)だけど、明らかに、着うたやiTMSでの流通量が増えつつある。

もしかしたらYoutubeに載せたあなたの歌が、1millionを超えるPage Viewを獲得し、新しい時代のアーティストになれるかもしれない。
もちろん日本なんて枠にとらわれず。

そんな日が来ると、ウチの会社も頑張ってネット環境を売ってきたことが報われるんじゃないかなぁw