努力家の悩み。
船橋でサシ飲みをしてきた。
相手は高校時代の部活仲間。前々から何度も飲み会には誘っていたんだけれど、仕事やプライベートで忙しかったりで会えずにいた。
仲間の中でもたぶん一番努力家で、優秀。おまけに超有名商社に就職してがんばっている。同年代でも尊敬できるやつの一人。
色々落ち着いてきたのか、「時間ができたので飲もう」ということだったんだけど、会ってみてどことなく元気がない。聞いてみると、仕事が大変だったり、周りに自分より優秀な人がたくさんいてプレッシャーとかストレスがすごいらしい。結構精神的につらい時期が続いているそうだ。
正直、彼の口からそんな言葉が出るとは思ってなかった。と同時に彼がそこまで弱音を吐くなんて相当すげーんだろうな、と思う。
彼は非常に努力家だから、たぶん負けるまいと思って人一倍頑張っているはず。ただ、英語なんかは帰国子女や留学経験者が絶対有利だし、天下のT大多いところだから、知識は負けることもあるかもしれない。彼はそのあたりで能力に差を感じているみたいだ。
更に、その差を埋めようと努力しているにもかかわらず、なかなか埋まらない焦りやそこから自分の能力への不信感、嫌悪感とかでストレスを増幅させちゃってるよう。
その上、優秀がゆえに上司からも期待されているらしく、彼にとってはそれもプレッシャーとしてのしかかっている感じ。
確かに新人としての仕事への不安感やプレッシャーに加えて、その辺りのストレスが重なってきたら非常にきつい。プレッシャーに非常に弱い僕だとおかしくなってしまうかもしれない。
でも、どんな道をたどっても、きっと彼は最終的に成功するだろう。
僕はそう信じている。
それは彼に「努力する才能」があるからだ。
それがあるから彼は今までも輝きを放てる存在であったと思う。
友達に愚痴ったり、上司と相談したりすることでストレスやプレッシャーを巧くコントロールしてもっと肩の力を抜ければ、楽しく仕事もできるさ。
一度しかない人生なんだから、仕事に潰されて暗く過ごすなんてつまんないじゃねーか!
なんてことを話しながら、男二人でグラスを傾けておりました。
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『オンリーロンリーグローリー』 Bump of Chicken