思い出のナニカ
前の続きじゃあないけど、恋愛ネタをもうひとつ。
昔の彼女との思い出の曲なんて誰にでもひとつやふたつあるだろう。
僕は音楽が生活と一体となっているので、ひとつやふたつじゃ収まらない。あの子が好きだったころ流行った曲、マイブームだった曲、彼女とよく聞いた曲、別れた・振られた帰り道で聞いた曲、結構ストックがある。
別に普段はその曲を聴いてもなんとも思わなかったりするけど、その日の気分によっては、一瞬走馬灯のようにあの頃のことが頭をかすめたりする。
まぁ、今でも別れたこと後悔している彼女が好きだった曲なんかはいつ聞いても色々思い出したりしてしまうけど。
ただ、僕にとって過去の思い出をよみがえらせる鍵の一番は音楽ではない。
「香水の匂い」だ。
この魔力はいつまでも僕を悩ませる。
何気なく街を歩いている時、すれ違った女の子から、自分の頭の隅っこに追いやったはずの匂いがすると、半ば反射的に振り返ってしまう。
それと同時にあの頃の甘酸っぱい記憶と、二度と帰ってこない失ったものへの想いがこみ上げる。
もう振り切ったはずなのに、思い出すまいと誓ったのに。
時にはにどうしても消せなかった電話帳の中の彼女の名前を見つけて、CALLボタンを押してしまいたくなる衝動に駆られたりする。
情けないとは思ってるんだけどね・・・。
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today's music♪ 『官能小説』 rough laugh