『LIVE FOREVER』
見てきました@シネマライズ。
基本的な内容は90年代に全盛を誇ったブリットポップの中心である「Oasis」のリアム&ノエルギャラガー、「blur」のデーモン・アルバーンにインタビューを敢行し、彼らの間の確執や当時の音楽シーンを紐解く、といったドキュメンタリーになっています。
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ただこの映画はそれだけにとどまらず、90年代のイギリスの変動を、ブリットポップを切り口にしながら分析し浮彫にしていこうと試みている(ような気がする)。
90年代初頭のイギリスというのは、80年代から続く保守政権がどん詰まり、ブリティッシュカルチャーはアメリカンカルチャーに席巻され、社会は倦怠感、閉塞感にあふれかえっていた時代である。
そんな中、政治では1995年に労働党が11年ぶりに保守政権をひっくり返して、1997年にはトニー・ブレアが史上最年少首相となる。
またカルチャーの面では、ブリットポップが台頭。アートやファッションにおいても新しい才能が次々と開花し、「ブリティッシュカルチャールネサンス」「クールブリタニア」と称されるような時代を迎える。
1994年にデビューを飾った「Oasis」と「blur」はまさにこの時代の象徴、寵児であったことは間違いない。
彼らの栄華と衰退はまさに90年代のイギリスのそれと合致する。
この映画を見ると、カルチャーと政治と社会とは密接に絡み合っていることがありありと読み取れる。
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うーん、うまくかけない。
とにかく個人的にはすごくいい映画だと思います。
結構いろいろ考えさせられました。
・時代・社会背景とカルチャーの相関
・カルチャーの輸出入
・メディアと権力・政治
・時代の閉塞感、変革を渇望する空気とそれを吸収して肥大するロック
・階級者差別
・都市と郊外
・国民性
などなど。
久々に「もう一度みたい」と思える映画だったなー。
もっとキチンと考えをまとめてレビューしたいけど文才がなくて…ね。
暇があるときにリライトしますわ。
today's music♪ 『Champagne Supernova』 oasis